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2011-07-25(Mon)
あらためて、今回の東北の震災で亡くなられた方々の、ご冥福をお祈り申し上げます。 また、震災で避難されている方々、放射能汚染で苦しんで方々が、一刻も早く普通の生活に戻れるよう、行政や政治の対応が迅速かつ的確に遂行されるよう強く要望いたします。
今回の震災は、原子力発電所が被災して、炉心溶融・燃料崩壊・水素爆発・水蒸気爆発と、原子力事故の中でも最悪の事態となりました。 事態は安定化の方向に向かっていると見られていますが、専門の技術者や研究者の中には、危険は去っていないことを訴えている方々もがおります。 さらに、放射能汚染の実態被害が明らかになり始め、国民の不安と政府に対する不信感は増してきています。 耳障りのいいスローガンばかりで、あまりにも稚拙な政府の対応には怒りさえ覚えます。 的確で迅速な対策が実行できず、被害を拡大させ、後手後手の対応に追われており、今の政府には統治能力が無いと言われてもしかたがありません。

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ドイツ気象局の放射能拡散予報(事故当初から発表されています)

わたしは核分裂による原子力の利用には懐疑的でした。 特に日本のような狭い国では問題が多いと考えています。 放射能の汚染や放射性廃棄物の処理の問題は深刻な問題です。 放射能を中和する技術が生まれない限り、いずれ破綻するのは目に見えているからです。 仮に原子力発電所の安全が確保されたとしても、廃棄物の処理は、問題を未来に先送りするだけで、いずれ処理できなくなるでしょう。 25~30年すれば基本的に廃炉にするのですから、そのときにも大量の廃棄物が発生します。 日本では化石燃料と同じように早晩使えなくなるエネルギーなのです。 核融合による原子力の利用が研究されていますが、いまだ実用化のメドはたっていません。 フランスで実験炉の建設が決まったのはつい最近のことです。 現在の原子炉のような核分裂反応の暴走はないにしても、1億度にもなる高温の空間を遮蔽する材料が無いために、プラズマで覆うのですが、未知の危険が潜んでいるように思えます。 また、現在の量よりは少ないのですが、放射能廃棄物の問題も抱えたままとなるでしょう。 原子力の発電利用は、新たな原理と技術が生まれ開発されなければ、先に進むことは不可能といえます。 
しかし、単純に今すぐ総ての原発を止めていいのでしょうか。 原子力を止めてもすぐ安全だと考えるのは早計です、原子炉から燃料を取出しても、燃料棒はそこで5~10年は冷やし続けないといけないのです。 電力が止まれば、福島第一原発の4号機と同じ運命が待ち構えているのです。 大規模な停電で電力が止まれば、広い範囲で原発事故の危機が起こる可能性もあるのです。 多くの原発を利用している現実があるのですから、現実を踏まえた計画と実行で脱原発を進めることが必要だと、わたしは思います。

地球温暖化の問題が現実に迫っている中、自然エネルギーの利用が叫ばれて久しいのですが。 世界的に見ても本格的な利用までには到っていません。 自然エネルギーには、水力・地熱・バイオ・太陽・風力が期待されていますが、普及にはまだまだ時間が懸かるでしょう。 普及したとしてもいまの技術では、全体の20%をカバーするのがやっとです。 今の原子力エネルギーの代替になることはあっても、電力のスパースターとはいえないのです。 コスト・効率・能力の面で、もっともっと工夫と開発が必要とされます。 さらに日本では土地が狭いうえ、四季による天候のムラがあり、どこにでも設置して、思うように安定して供給を行うことが難しいといわれています。 それを補うため、石油・天然ガスといった化石燃料を使うしかないのですが、そうだとすれば、CO2削減は不可能となるでしょう。

つづく
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